宅配業者からの不在通知を装ったメールにご注意
広島県生活センター発行 くらしのフレッシュ便 平成31年2月号より
大手宅配業者の不在通知を装ったSMS(ショートメッセージメール)により偽サイトに誘導され、不正アプリをインストールさせられたという相談や、掲載された電話番号に連絡して住所や氏名等の個人情報を伝えてしまったという相談が県内の消費生活相談窓口に寄せられています。
昨年夏頃から全国的に増え始めた手口であり、継続して相談が寄せられていることから、今後も注意が必要です。
手口
主な手口は?
記載されたURLにアクセスすると…
・偽サイトの画面が表示されると同時に、不正アプリのインストールが始まる。
・偽サイトの画面が表示され、電話番号や認証コードの入力を求められる。
こんな被害が起こっています・・・
・大手宅配業者の不在通知をかたるSMSを、自分の端末から見知らぬ電話番号宛に多数送信された。
・キャリア決済サービスを不正に使用され、携帯電話会社から身に覚えのない請求がきた。
被害に遭わないために
(1)心当たりのないメールは、開かず削除する。
(2)不用意に、記載された電話番号に連絡したり、リンクや添付ファイルを開かない。
(3)安易に提供元不明なアプリをインストールしない。不正なアプリをインストールしてしまったことに気付いた場合は、直ちに「設定」画面からアプリをアンインストールする。
(4)宅配業者のホームページで、業者の連絡先や、不審なメール等についての注意喚起がされていないかを確認する。
また、IPA(情報処理推進機構)のホームページでは、詳しい手口や解決方法を確認することができます。
URL:https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20181129.html
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