新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第6弾)-SNSの書き込みや広告で関心を惹き、不審な通販サイトへ誘導する手口に気をつけましょう-
2020年4月13日 独立行政法人国民生活センター 発表資料より
SNSの書き込みや広告で関心を惹き、不審な通販サイトへ誘導するという悪質な手口に関する相談が寄せられています。
相談事例
新型コロナウイルスの感染拡大により、どこの薬局に行ってもマスクが手に入らず困っていた。SNSに「使い捨てマスクが購入できる」という書き込みがあったので、記載されていたURLから通販サイトにアクセスし数種類のマスクを約4,000円で注文した。支払いはクレジットカード決済しか選択肢がなかったため、カード番号を含めた個人情報を入力した。申し込み直後に承諾通知がメールで届いたが、そこにはカード決済は不可と記載されていた。不審に思い、通販サイトの住所と連絡先をインターネットで検索したところ、当該通販サイトとは無関係と思われる業者名が表示された。クレジットカード会社へはカード番号変更の手続きを依頼するつもりだが、危険なサイトと思われ不安だ。(受付年月:2020年3月下旬 契約当事者:40歳代 女性)
消費者へのアドバイス
◆フィッシングサイトの恐れもあり、氏名や住所、電話番号などの個人情報やクレジットカード番号を入力すると不正に取得される可能性があります。
◆SNSの書き込みや広告の内容を鵜呑みにせず、リンク先の通販サイトの表示や注文手続きに不審な点はないか慎重に確認しましょう。
◆もし不審なサイト上でクレジットカード番号を入力してしまった場合は早急にクレジットカード会社に連絡しましょう。
◆不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センター等(消費者ホットライン188番)に相談しましょう。
2020年4月13日 独立行政法人国民生活センター 発表資料はこちらから
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200413_1.html