はじまりは自動音声「総務省です。電話が使えなくなります」から

総務省電波監理審議会を騙る自動音声で、「総務省からの重要なお知らせになります。こちらは総務省電波監理審議会です。あと2時間で現在お使いになられている電話機、すべての通信サービスを停止させて頂きます。オペレーターにお繋ぎをご希望の方は1を押してください。」といった着信が入る事例が県内でも増えています。

相談事例

電話を取ると、総務省を名乗り、「この電話は2時間後に使用できなくなります」「オペレーターにお繋ぎをご希望の方は1を押してください」という内容の自動音声が流れる。

電話は女性の自動音声で再生され指示通りにキーをプッシュしてしまうと転送される仕組みになっており、オペレーターを名乗る人物から氏名や生年月日といった個人情報を尋ねられる場合があります。

消費者へのアドバイス

★総務省から、「通信を停止することに関して、個人に電話をしたりすることは一切ありません。ご注意ください」と呼びかけられています。

★上記はあくまで一例で、総務省ではなく同省の関係機関やNTTを名乗る派生型も存在します。また、発信者の電話番号も携帯から国際電話までさまざまです。

★これらは金銭の搾取等を目的とした特殊詐欺の可能性が考えられるため、着信や留守電が入ったとしても無視するようにしてください。

★自宅電話を防犯機能付き電話機に交換するなどの防犯対策をし、困ったときは一人で判断せず、必ず誰かに相談してください。

◆このような不審電話に関するお問合せは、警察(#9110)や下記の連絡先又は最寄りの総務省総合通信局へご連絡ください。 

総務省電波監理審議会事務局(TEL:03-5253-5111(代表)

中国総合通信局(総合通信基盤局総務課)(https://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/index.html

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