個人情報を聞き出す不審な電話にご注意!

2025年3月27日・2024年12月19日 独立行政法人国民生活センター公表資料等より

国の行政機関や電話会社などをかたり、自動音声によりボタン操作を誘導して個人情報を聞き出すなどの不審な電話に関する相談が多数寄せられています。最近は警察などの発信番号を偽装してかかってくることも報告されています。非通知や知らない番号からの電話には普段から慎重になりましょう。個人情報は絶対に伝えないようにしましょう。

相談事例

★「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す方は1番を押すように」という自動音声の電話がかかってきた。1番を押し、男性のオペレーターとつながった。内容を確認してもらうために住所、氏名、生年月日を伝えた。相手にどこからの電話であるかを確認するため、電話番号や会社名を尋ねたが、NTTカスタマーセンターとしか言わず、その後「間違いでした」と言って一方的に電話を切られた。個人情報を伝えたので、今後、請求書などが届くのだろうか。また、個人情報が悪用されてしまうのだろうか。(2024年10月受付 50歳代 女性)

 

★自宅の固定電話に総務省を名乗り「これから2時間後に通信できなくなる」という電話がかかってきた。非通知設定からの着信だった。突然通信できなくなることはないはずなので、明らかにおかしい。総務省をかたっていると思い電話を切ったが、他にも同様の電話がかかる可能性があるので情報提供したい。(2024年10月受付 70歳代 女性)

ひとこと助言

★行政機関や電話会社から、電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にありません。すぐに電話を切りましょう。

★非通知や知らない番号からの電話には普段から慎重になりましょう。個人情報は絶対に伝えないでください。

★アポ電の可能性があります。周りの高齢者の方に、在宅中も留守電に設定し、不要な電話には出ない、折り返さない、不審な電話に個人情報を伝えない、指示に従わないなどの注意をお伝えください。

◆不安に思った場合や個人情報を伝えてしまった場合は、お住まいの自治体の消費生活センターや最寄りの警察等にご相談ください(消費者ホットライン188、警察相談専用電話「#9110」番)。

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