2021年6月3日 独立行政法人国民生活センター公表資料より
気温が一気に上がりエアコンや充電式の携帯用扇風機を使う機会も急上昇するなか、火災事故も発生しており、取り扱いに注意が必要です。
事故例
【充電式携帯型扇風機】
★充電中に発熱して火災となり、やけどを負った。
★バッテリー破損に気付かず、使用中に破裂した。
★一般ごみと一緒に捨てたら、回収時に発火した。
【エアコン】
★製品に不具合があり発火した。
★電源コードを不正に加工したため発火し、火災になり死亡事故となった。
★市販のスプレーでエアコンを掃除した際に、洗浄液が電気部品にかかってし
まいトラッキング現象により出火した。
注意するポイント
【充電式携帯型扇風機】
★落とすなどの強い衝撃を与えない。
★日の当たる車内など高温となる場所に放置しない。
★雨水や飲み水など、水がかからないように注意する。
★廃棄する場合は、分別方法など自治体の支持を確認する。
【エアコン】
★使用開始前に試運転と点検を行う。
★内部洗浄をする際は、正しい知識を持った業者に依頼する。
★エアコンは消費電力が大きいため、延長コードにつなぐと発熱・発火の恐れがあるので、専用のコンセントに直接つなぐ。
★電源プラグやコードの以上発熱や変色、焦げ臭いにおい等不具合のある場合は使用を中止し、購入店やメーカーに相談する。
2021年6月24日 独立行政法人製品評価技術基盤機構公表資料はこちらから
ここにもご注意
【長期間使用している家庭用扇風機も火災の危険が・・・】
★内部の電気部品は、長期の使用により劣化するので動きが悪い・動かなくなった、モーターから異音がする、異常発熱、焦げ臭いにおいがするといった症状が出た場合は使用を中止しましょう。
★使用しないときは電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
★扇風機の火災事故は、製造から10年以上経っている製品で多く発生しています。