突然、身に覚えのないサイトから料金請求が届いた!!

2021年8月20日 独立行政法人国民生活センター更新資料等参照

「利用した覚えのない請求が届いたがどうしたらよいか」という架空請求に関する相談が多く寄せられています。
請求手段は、電子メール、SMS、ハガキ等多様で、支払い方法も口座への振込だけではなく、プリペイドカードによる方法や詐欺業者が消費者に「支払番号」を伝えてコンビニのレジでお金を支払わせる方法など様々です。

最近の事例

★スマートフォンに、動画サイトの未納料金を請求するSMSが届いた。覚えはなかったが、相手に電話をしたら、15万円をすぐに支払うように言われた。どうしたらいいか。
★契約している電話会社名で「料金未払い」を知らせるメールが届き、慌てて電話してしまったところ、サイト利用料として約30万円を請求された。
★利用した覚えのないところから、「有料サイトの未納料金が発生しています。本日中に連絡がない場合は法的手段に移行します」というハガキが届いた。どうすればよいか。

不審な請求SMS等が届いたら

★住所が記載されたはがきや、メールでの請求の場合、相手に個人情報の一部が知られている可能性がありますが、SMSによる請求は、不特定の電話番号に対して無作為に送信されている可能性もあります。

★不安にかられ相手に連絡してしまうと、金銭を請求されたり、別の個人情報を聞き出される可能性があり、一度お金を払ってしまうと取り戻すことは困難です。
★実在する事業者を名乗っていても、内容に身に覚えがない場合は、無視して様子を見ましょう。

◆お困りの際にはお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)にご相談ください

迷惑メールの申告や受信防止策があります

★大手電話会社では、迷惑メールについて申告窓口を設けています。着信日時、文章の内容、発信元番号、受信先番号を利用している携帯電話会社に転送して通報すると、送信者に使用停止などの措置が講じられることがあります。
★SMS tオウガしつこく送られてくる場合は、携帯電話会社が提供しているメールブロックサービスの利用や、メールアドレスの変更を検討しましょう。

裁判所から書類が届いた場合は

★裁判所から特別送達(※1)が届いた場合はそのまま放置せず、内容を確認して適切な対応をしなければなりません。
※1「特別送達」と記載された裁判所の名前入りの封書で、郵便配達担当者が直接手渡しすることが原則となっています。

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