まさか自分が著作権侵害?!-ファイル共有ソフトの安易な使用には危険がいっぱい!-

2022年9月7日 独立行政法人国民生活センター公表資料より

全国の消費生活センター等には、「ファイル共有ソフトを使い、違法に著作物をアップロードしたとして、プロバイダ事業者から意見照会書が送られてきた」、「著作権者から損害賠償請求するという文書が届いた」という相談が寄せられています。このうち多くの消費者は、アップロードしている認識がないままファイル共有ソフトを使用しています。

ファイル共有ソフトとは、インターネットを利用し、不特定多数の人とファイルをやり取りできるソフトウェアのことですが、使い方によっては違法となるおそれがあります。

事例

★動画を視聴していただけで、アップロードした覚えがない。

★家族が違法だと知らずに利用していた。 

消費者へのアドバイス

★ファイル共有ソフトにはダウンロードと同時にアップロードする仕組みのものがあります。 自分が見るためだけにダウンロードしたつもりでも、同時にアップロードされていることがあります。ファイル共有ソフトの仕組みやリスクをよく理解し、できる限り利用は控えましょう。

★著作物を著作権者の許可なく、 アップロード・ダウンロードすることは著作権侵害にあたる可能性があります。 絶対にやめましょう。

★複数人で端末を共有している場合、 他の人がソフトをインストールしていることもあります。使用ルールを決める、 ソフトをインストールされない設定をする、 など検討しましょう。

◆不安な場合は消費生活センター(消費者ホットライン188)等に相談しましょう。

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