その通販サイトは大丈夫? “偽サイト”の見分け方を知って危険を回避!

2023年1月30日 国民生活センター公表資料より

有名なメーカー等のWebサイトに非常によく似た作りで、正規サイトの価格より安く商品を販売する模倣サイトによるトラブルが増えています。模倣サイトによるトラブル事例、対処法とともに、注意すべきポイントを紹介します。

事例

★検索サイトで検索して、通常の販売価格より大幅に値引きされている通販サイトにクレジットカード決済で注文したが、商品が届かず、クレジットカードを不正利用された。。

★通販サイトから指定された銀行口座に代金を振り込んだのに商品が届かない。

★SNS上の広告からアクセスした通販サイトに代金引換サービスで注文したが、偽サイトだった。

ひとこと助言

★カード会社へ、実在する企業をかたった偽サイトで商品を購入し商品が届いて いないことを相談し、カード番号を変更しましょう。

★振込先金融機関の窓口に連絡し、振り込め詐欺救済法(※)による救済を求める旨を申し出ましょう。併せて、最寄りの警察に被害を届け出るようにしましょう。(※)振り込め詐欺救済法(犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律)の詳細は「振り込め詐欺救済法Q&A(金融庁)[PDF形式]」をご確認ください。

★注文直後に偽サイトであると気が付いたときはキャンセルの連絡をする、代金引換サービスで荷物が届いた場合に注文した販売業者とは違う場合は受け取りを拒否するなどの対処をしましょう。 

チェックポイント

★販売価格が大幅に割引されている。
★サイトURLの表記がおかしい。
★事業者の住所の記載がない。または、住所の記載はあるが、場所を調べてみるとおかしい。
★事業者への連絡方法が、電話番号でなく問い合わせフォームやフリーメールだけになっている。
★決済がスムーズにいかず、何度も入力させられる。
★利用規約等におかしな記載・不当な記載がある。日本語がおかしい。
★サイト内のリンクが適切に機能しない。
★インターネット上の当該サイトに関するトラブル情報を確認する。
★購入前に、当該サイトの運営事業者へ問い合わせを行い、返信内容等を確認する。

◆不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、最寄りの消費生活センター等(188番)に相談してください。

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