増加する中古自動車の売却トラブル  ー強引な勧誘やキャンセル妨害もー

2023年3月22日 独立行政法人国民生活センター公表資料より

全国の消費生活センター等には、「査定時に強引に契約させられ、車を持っていかれた」「契約後すぐにキャン セルを申し出たら、高額なキャンセル料を提示された」などの中古自動車の売却に関する相談が寄せられており、増加傾向にあります。

事例

★査定時に強引に契約させられ、車を持っていかれた。
★事業者が居座り帰らない様子だったので、やむなく契約してしまった。
★契約後すぐにキャンセルを申し出たら、高額なキャンセル料を提示された。
★引き渡した10日後に、事業者から一方的に契約を解除すると言われた。

ひとこと助言

★キャンセル条項など、事前に契約書をしっかり確認しましょう。
★車の売却は、クーリング・オフの対象外です。 契約を急がされても、一呼吸おいてよく考えましょう。
★修復歴や事故歴を事前に適切に告げていた場合、契約後の修復歴等を理由とした契約の解除や減額には応じる必要はありません。

◆トラブルになったときは、消費生活センター(消費者ホットライン188))等や業界団体の相談窓口に相談しましょう。

車買取の事業者団体である一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)には、車の売却に関する専門の消費者相談窓口が設置されており、不安に思った場合やトラブルになった場合に相談することができます(無料)。

  電話番号:0120-93-4595   受付時間:平日9:00-17:00

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