屋根工事の点検商法のトラブルが増えています

2023年10月11日 独立行政法人国民生活センター公表資料より

全国の消費生活センター等に寄せられる「屋根工事の点検商法」に関する相談が増加しています。点検商法とは、「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているため点検してあげる」と言って点検した後、「このままだと瓦が飛んでご近所に迷惑がかかる」などと不安をあおって工事の契約をする手口です。

事例

1.「屋根瓦がずれているのが見えた」と来訪した業者との契約をクーリング・オフしたい。
2.実家の父がずれた瓦の写真を見せられ修理工事の契約をしたがキャンセルできるか。
3.屋根や外壁、床下等の修繕を次々と勧誘され契約した。
4.「近所で工事している」と言うので点検を依頼したが、近所の工事はうそだった。
5.ドローンで撮影したという写真を見せられ契約したが解約したい。

ひとこと助言

★突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。

★工事はすぐに契約せず、十分に検討したうえで契約しましょう。

★保険金を利用できるというトークには気をつけましょう。

★クーリング・オフ等ができる場合もあります。

◆少しでも不安を感じたら、すぐに消費生活センター(消費者ホットライン188)等に相談しましょう。

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