生前整理 デジタル遺品リストを作りましょう

2022年9月6日 独立行政法人国民生活センター公表 見守り新鮮情報第430号より

「デジタル遺品」(デジタル環境を通してしか実態がつかめない遺品)について、遺族から、IDやパスワードがわからず定期購入や月額制のサービスをスムーズに解約できない、ロックが解除できず端末内の電子マネーやネット取引の状況が把握できないなどの相談が寄せられています。

事例

★先日父が亡くなった。父が契約していた通販サイトの有料会員をj解約したいが、IDやパスワードがわからないため、会員ページにログインできず、手続きが何もできない。(契約当事者:80歳代 男性、相談者:50歳代女性)

★亡くなった夫が利用していた決済アプリに残高が10万円あることが分かった。しかし、夫のスマートフォンのロックが解除できないため、詳細が確認できない。(契約当事者:70歳代 男性、相談者:60歳代 女性)

消費者へのアドバイス

★就活の一環として、端末のロック解除方法、大会が必要なサイトとそのIDやパスワード、ネット関連の金融資産などについてノートなどに記し、家族などに伝える手段を講じておきましょう。

★遺族の方は、契約先に手続きについて確認しましょう。

◆困ったときには、お住いの自治体の消費生活センター(消費者ホットライン188)等にご相談ください。

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