2022年11月24日 独立行政法人国民生活センター公表資料より
広島県生活センター発行 令和4年12月号くらしのフレッシュ便より
カニなどの海産物の購入機会が増える年末にかけて、海産物の電話勧誘販売や送り付けのトラブルが増加することが想定されますのでご注意ください。
事例
★ふるさと納税の返礼品を送ったことがあるといって電話してきた事業者から、コロナ禍で困っていると言われて海産物を購入したら、値段に見合わない商品が届き、説明も嘘だった。(2022年10月受付 60歳代 男性)
★以前購入してもらったことのある事業者だと名乗り、携帯電話に海産物の勧誘電話がかかってきた。必要ないので購入しないと伝えたが、「通常2万円のところ1万円になる」と言い、「ありがとうございました」と一方的に電話を切られた。もしかしたら年末に届くのかもしれない。海産物が送られてきた場合はどうしたらよいか。(2022年9月受付 70歳代 女性)
★海鮮市場関係の事業者を名乗る人から電話があり、シマホッケ、サンマのセ ットなどの海産物を勧誘された。「以前、購入した人に電話をしている」と言 われたが、事業者名も聞いたことがなく、購入した覚えもない。 断ろうとしたが「新型コロナの影響で売れなくて困っている」と言われて、 助けてあげようと思い注文してしまった。 注文した後、事業者名をネット検索すると悪評だったので、解約しようと 思い電話をしたが、出ない。どうしたらよいのか。 (50歳代 女性)
ひとこと助言
★必要以上に情に訴えてくるなど、少しでもおかしいと感じたら、きっぱりと断りましょう。
★事業者からの電話勧誘で契約をしたときは、クーリング・オフができます。
★一方的に商品が届いても受け取らない!受け取ってしまっても代金を支払う必要はありません。
◆不安な時は、お近くの消費生活センター等(消費者ホットライン 188 番)にご相談ください。