ネット通販でトラブル急増!「お試し」のつもりが定期購入に!?(政府広報オンライン)

2020年12月25日 政府広報オンラインより

インターネット通販で「初回無料」「お試し価格」だから、試してみようと思ったことはありませんか。ちょっと待ってください。その申し込み、要注意です。1回きりのお試しのつもりで購入したら、実際には違ったというトラブルが急増しています。どんなサイトに注意をし、何を確認すべきなのかポイントを紹介します。

問題のあるサイトの例

★低価格で購入するための条件が定期購入であるにもかかわらず、小さい文字で
 
書かれていたり何度も画面をスクロールしないと表示されなかったりします。

★申し込みの最終確認画面では、初回分の商品価格のみが表示され、支払いの総
 額などが表示されていなかったり、目立たなかったり
します。

解約・返品に関する条件が、字が小さかったり、ページ内の見つけにくい場所
 にあったりします。

「お試し」に申し込む前に注意することは?

インターネット通販は、訪問販売や電話勧誘のような不意打ち性がないため、契約を解除できる「クーリング・オフ」がありません。申し込む際は、商品や取引条件を慎重に確認しましょう。
 ▪1回限りの購入か? 継続的な購入か?
 ▪継続的な購入の場合、回数が定められているか?
 ▪支払う総額はいくらか?
 ▪解約や返品が可能か? 
 ▪解約や返品ができる場合はどんな条件か?

★販売サイトや申込みの最終確認画面のスクリーンショットを撮り、契約条件を残しましょう。ウェブサイトの場合、注文後に条件等が変更され、契約した当時の条件が確認できなくなる可能性があります。

★事業者と電話がつながらなくても、曜日や時間を変えて、つながるまで架電しましょう。メールでも連絡しておきましょう。連絡した証拠として、電話、メール、FAX等の記録も残しておきましょう。

◆「請求に納得できない」「連絡がとれない」などのトラブルが生じた場合には、すぐに消費者ホットライン「188(いやや!)」番に相談しましょう。

上部へスクロール