あなたは大丈夫?冬の製品事故 ~水回り編~

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身近な製品の中には、「製品事故」という危険も潜んでいます。使用方法を誤ると思わぬ事故につながる事もあります。事故を防ぐための情報をシリーズでお伝えしています。今回は水回りについてお知らせします。

温水洗浄便座

便座のコードがねじれたり、便座で挟み込んだりしたため、コードが切れか
 かって熱をもってしまい、発火。
洗剤や手洗いの水が電源プラグにかかって、※トラッキング現象により出火。
※トラッキング現象とはテーブルタップやコンセントに電源プラグを長時間差し込んだままにしていると、プラグとコンセントの周辺にほこりがたまります。そこに水滴や湿気が加わると、プラグの刃と刃の間に電流が流れて発火する現象をいいます。

事故防止のために
電源プラグ周辺にホコリがたまらないよう、定期的に掃除をしましょう。
★本体や便座にひび割れが入っている、便座が異常に熱いもしくは暖かくならな
い、焦げくさいにおいがするなどの異常に気づいたら、すぐに電源プラグを抜き、止水栓を止めて使用を中止し、販売店またはメーカーなどに相談しましょう。

石油ふろがま・石油給湯機

長期の使用により、石油ふろがまの部品が劣化したため、火の粉が周囲に飛び散って着火し、火災が発生。
長期の使用によって石油給湯機の部品が劣化したため、器具内に漏れた灯油に引火して火災が発生。

事故防止のために
★製品に着火不良や油漏れなどの症状がみられたら、使用を中止してメーカーの点検を受けましょう。
★石油給湯機と石油ふろがまは、※「長期使用製品安全点検制度」の対象(特定保守製品)となっています。所有者登録をしましょう。また、制度が始まった
 平成21年(2009年)4月1日以前に製造・輸入された製品も製造時期を確認して、メーカーの点検を受けましょう。
 ※長期使用製品安全点検制度についてはこちら

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