県内消費生活相談急増指標 (令和3年1月15日現在)

2021年1月25日 広島県消費生活課 発表資料より

県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。) 

1位 商品一般(不明・無関係)

スマートフォンに、荷物を配達したが不在のため持ち帰った、連絡するようにというSMSが届いたが、身に覚えがない。


2位 アダルト情報サイト(通信販売)

パソコンで無料の画像をクリックしたらアダルトサイトに登録された。表示されていた番号に電話をしたら高額な料金を請求された。


3位 貸衣装(店舗購入)

 成人式に予約した着物をキャンセルをしたいと伝えたところ、支払い済みの代金は返金できないと言われた。


4位 電気(訪問販売

昨日、「69才以下の家族と同居しているか、電気代が安くなるプランがある。」と勧誘の電話があった。不審だ。


5位 スマートフォン(店舗購入)

2日前に携帯電話を乗り換えたが元に戻りたい。携帯電話会社に申し出ると「違約金がかかる。」と言われた。

電話でこんな言葉が出たら詐欺!

警察?「犯人を捕まえたら、あなたのキャッシュカードを持っていた。➡  偽造されているかもしれないので、カードを確認するために家に行く。」

役所?「保険の還付金がある。➡受取手続きのためキャッシュカードと携帯電話をもってATMへ行って。」

◆実在する事業者をかたって未納料金を請求するメール・SMSや、宅配便事業者を装った「不在通知」の偽SMSなど、架空請求と思われる相談が多く寄せられています。心当たりのない場合は、相手先に連絡したりメールに記載されたリンク先にアクセスしないでください。
宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう(2020年11月26日発表)-URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しない!- (独立行政法人国民生活センターのホームページ)

◆「アダルトサイトにアクセスしたところ突然『登録完了』となり、料金を請求された。」「請求画面等にある『退会はこちら』等の表示を見て業者に連絡したところ、高額な料金を請求された。」等の相談が再び増加しています。「登録完了」の画面が表示されても決して業者へ連絡しないようにしましょう。また、慌ててお金を支払わないようにしましょう。

 被害に遭ってしまった、不安なことがあるなどの際には、消費者ホットライン(電話番号188)にご相談ください。

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