【県内で相談が多発!!】 トイレのつまりや水漏れ修理で思わぬ高額請求にご注意ください!

2021年3月22日 広島県消費生活課公表資料より

インターネット広告等で「格安」「すぐに駆け付ける」と掲載している業者にトイレのつまりや水漏れの修理を依頼し、思わぬ高額請求を受けたという相談が、県内の消費生活相談窓口に12月以降で数十件寄せられています。

事例

★トイレがつまったので、インターネットで「格安ですぐに駆け付ける」などと広告していた業者に修理を依頼した。しかし、自宅に来た業者から「つまり解消の工事を行うには20万円以上かかる」と言われた。結局つまりは解消できずインターネットで調べたところ、つまりを解消するために使った薬剤は,請求された金額より、ずっと安いことが分かった。納得できないので全額返金してほしい。

★水道管から水漏れしているので、インターネットで調べた業者に修理を依頼した。簡単な修理のはずなのに17万円もの高額な修理代を請求された。早く直したかったので承諾し、作業をしてもらったが、やはり修理代金が高すぎると思い、翌日,クーリング・オフを申し出たが、業者から「工事をしたのでクーリング・オフはできない。絶対払ってもらう。」と言われた。

被害に遭わないために

★トイレのつまりや水漏れなどが発生した場合、パニックになって慌てて業者を呼んでしまいがちですが、複数社から見積もりを取って、作業内容や料金をよく確認してください。
★広告には基本料金しか表示されていないケースがあるので、事前に、出張費や夜間料金、見積もりにかかる料金の有無を確認することも大切です。
★現場の状況次第では、更に修理が必要な場合もあります。作業前に作業内容や料金等を確認し、納得できない場合はその場で契約しないようにしましょう。
★急を要するトラブルに備え、安心して依頼できる事業者の情報を日ごろから集めておきましょう。水漏れの場合は、自宅の止水栓の位置と締め方を確認しておくとよいでしょう。

◆困ったときは一人で悩まず、消費者ホットライン188にご相談ください。

上部へスクロール