★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(3月11日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 商品一般(前回1位)
国税局から60歳以上の老人の生活実態を調べていると電話があった。名前と電話番号を聞くと教えてくれたので電話を切り、折り返し電話を掛けたが出なかった。不審だ。
2位 かに(前回圏外)
「注文されたタラバガニを今日送った」と自宅に電話がかかった。相手は自分の個人情報を全て把握していた。「送られても支払いません」と言ったところ、電話が切れた。商品が届いた場合、受け取り拒否すればよいだろうか。
3位 酵素食品(前回圏外)
ネット通販で通常4,000円の商品が初回500円だったので、お試し品を購入した。しかし、今後3回の定期購入(定価の1割引き価格)が条件だったようだ。確認していなかった自分の不注意もあるかもしれないが、定期購入の条件に気付かなかった。今後の3回分は必要ないのでやめたい。
4位 電気(前回圏外)
電力小売自由化ということで最近何人もの人から訪問で勧誘を受けた。帽子を目深に被っていたので同じ会社なのか違う会社なのかもよく分からない。テレビでも電力の小売自由化が話題になっているが、新たに契約をしなければいけないのだろうか。
5位 医療サービス(前回圏外)
娘が美容整形で二重瞼にする手術の契約をしたようだ。二日後に手術の予定だ。眼の手術なのでもし失敗して眼球に傷が入るなどしないか不安だ。焦って契約しているようなので止めさせたい。
◆最近の急増相談について
★ネット通販等でサプリメントがキャンペーン価格なので安いと思い、注文したら、複数回の購入が条件だった、必要ないので解約したいという相談が増加しています。
定期的に商品を届ける「定期購入契約」では、通常価格よりも割安の価格を設定されていることが多いようですが、中途解約する場合、通常価格での代金を請求され、トラブルになるケースが見受けられます。注文前に購入の条件を確認して、慎重に注文する必要があります。
★電話勧誘や訪問販売による電力小売自由化関連の相談が広島県内でも増えています。 「料金が安くなる」と勧誘された際には、どのような条件で安くなるのか、電力以外の商品やサービス契約とのセットになっていないか、契約期間が長期になっていないか、解約時に違約金が発生しないかなど、よく確認しましょう。特に、電力小売自由化と直接関係のない契約については、その必要性についてよく考えましょう。
★怪しい電話があった、契約に際してトラブルになった、不安になった際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html