★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(10月14日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 デジタルコンテンツ (前回1位)
大手ショッピングサイトを運営している企業名でスマートフォンに「有料動画の閲覧履歴あり。本日中に連絡して解除するように」とメールが来たので電話したところ、「5万円の未納がある」と言われ、コンビニで別のショッピングサイトのギフト券5万円分を購入するよう指示された。丁寧な対応だったので信用してしまい、ギフト券を購入したが、次第に不審に思えてきた。どうしたらよいか。
2位 健康食品 (前回圏外)
スマホの広告を見て筋肉増強をうたったサプリメントを注文した。広告ではお試し500円と書かれていた。ところが昨日注文していないのに2箱目が届き5,925円の請求があった。4回の購入が条件だとわかった。注文時にスマホの画面で契約条件を見ていなかった。解約の連絡をしているが、販売会社に電話が通じない。
3位 光ファイバー (前回2位)
他県に住む高齢の母が電話で光卸回線の勧誘を受け契約したようだ。本人は現在契約中の大手通信会社からの連絡と認識しており、「安くなる」と言われたので契約したようである。息子である自分が母親にどういう契約をしたのか確認しても、「よくわからない」と言う。母親はこの6月に大手通信会社と光回線の契約をしたばかりなので、契約を変更する必要はない。母親は認知症の診断は受けていないが、心配だ。
4位 修理サービス (前回圏外)
仏壇の修理や清掃をする訪問勧誘業者に扉だけの修理を頼んだ。業者が張替のため外して持ち帰った。それから今まで5回来て、もうこれ以上は契約しないとこちらは伝えたのに、他にも修理を勧誘され、結局扉の張替3万5千円の他に100万円を超える請求書を渡された。だまされたのだろうか。
5位 野菜飲料 (前回圏外)
17歳の娘がネットで見つけた青汁を初回681円で申し込んだ。4回継続が条件で途中では解約できないと分かった。既に2回目が届いて3回目が来月届く予定だ。解約の電話をしたら、条件を理由に、解約できないと断られた。どうにかならないか。
◆最近の急増相談について
★「有料コンテンツ利用料の未払いが生じている、本日中に連絡がなければ法的措置に移行する」などと記載したSMS(ショートメッセージサービス、電話番号宛に送信するメール)がスマホや携帯電話に届いたという相談が前回に続いて多い状況です。
SMSに記載された電話番号に連絡させ、「あなたがアクセスした記録が残っています」などと丁寧な口調で信用させ、金銭を支払わせようとする手口です。詐欺的な行為を行う者が、実在する事業者等をかたる場合があるので、名前に聞き覚えがあるからといって安易に信用せず、身に覚えのない有料サイトの請求には応じないようにしましょう。
★健康食品の定期購入に関する相談も再び増加しています。
スマホでお試しキャンペーン中の広告を見て、安いと思い、商品を頼んだら、複数回の購入が条件だった、必要ないので解約したいという相談です。定期的に商品を届ける「定期購入契約」では、通常価格よりも割安の価格を設定されていることが多いようですが、中途解約する場合、通常価格での代金を請求され、トラブルになるケースが見受けられます。注文前に購入の条件を慎重に確認してください。
★契約に際してトラブルになった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html