パソコン・スマートフォンなどでのニセ警告に注意!!それは、詐欺です!
2017年12月25日 広島県警察本部 生活安全総務課 犯罪情報官速報より
「インターネットを見ていたら、急に『ウィルスに感染しました!』『システムが不調です!』と警告画面が出てきた。どうすればいいですか」という相談が増えています。
これは、ニセの警告などで不安をあおり、いろいろな名目でお金などをだまし取ろうとする「サポート詐欺」と呼ばれるものです。
手口
インターネットを閲覧していると
「ウィルスに感染しています」
「すぐに連絡して」
と表示され、指定された電話番号に連絡すると
「遠隔操作でウィルスを駆除する」「遠隔操作ソフトをダウンロードして」
などと言われ、ウィルス駆除費用、ソフト代金などの名目で電子マネーなどを請求されます。
警告画面例
・ウィルスに感染し、情報が盗まれています。 ・このパソコンはブロックされました。 ・今すぐ当社にお電話ください! ・サポート電話番号 03-・・・・ |
対策
★警告画面が表示されても相手に連絡しないようにしましょう。
★パソコンが動かなくなったら購入店等に相談しまょう。
★それでも心配な方は・・・
警告画面に表示される電話番号を、インターネットの検索サイトなどで検索してみましょう。 ほとんどの場合、詐欺の相手先だということが確認できます。
広島県警メールから同様の事例を紹介
男性が携帯電話でインターネットサイトを閲覧中、突然『登録完了』などと表示されたことから、記載されていた電話番号に問い合わせると「有料サイトに登録されているのでお金を支払ってもらう必要がある。お金は後で返金される」などと言われ、料金の支払いを請求されました。
男性は、有料サイトに登録してしまったと信じ、犯人の指示通り、コンビニエンスストアで電子マネーギフト券を購入してカード番号を犯人に伝えたり、指定された銀行口座に現金を振込み、合計119万円分の被害に遭いました。 【被害に遭わないために】 |
サポート詐欺とは、パソコンがウイルスに感染させられ、詐欺師の自作自演で「ウイルスに感染している。治してやるからサポート料を払え」と料金をだまし取られる詐欺です。特に年賀状のフリーダウンロードサイトが狙われています。
詐欺師との会話の録音を一般の方からご提供いただきました。 広島県警察ホームページ「年賀状のフリーダウンロードに注意! サポート詐欺実録音声動画」 ※詐欺に遭い、クレジット決済をしてしまった場合は、大至急カードを無効にしてください。 |
2017年12月25日 広島県警察本部 生活安全総務課 犯罪情報官速報はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)