★見守りのポイント(5)
たこ足配線等に気を付けて
{事例}
ヘルパーのAさんが担当するBさんのお宅にうかがった時、こたつ、ホットカーペット、電気ストーブがひとつのテーブルタップからたこ足配線になっており、そこに埃がたまっていました。さらにコードの一部が破れており、非常に危険な状況でした。
安全を確保するために、ケアマネジャーと協力して古いコードを取りかえました。さらに訪問の時にはコンセントと電源プラグの間に埃がたまらないよう、担当ヘルパー間で情報を共有して掃除をしたり、テーブルタップの加熱状況をチェックするようにしました。
{ポイント}
・ 電気器具をたこ足配線すると、その箇所が過熱してショートし、火災になる可能性があります。
・ 電源プラグは根本まで確実に差し込み、使用しない電源プラグは抜きましょう。
また、電源コードは、断線がないか、定期的に点検しましょう。
・ 高齢者宅には、老朽化した家電製品や危険が伴う暖房器具が置いてある可能性があります。定期点検を行い家族と相談して安全を確保できるよう支援しましょう。