衣服に火がつく! 着衣着火に注意
2019年11月26日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第353号より
ろうそくやコンロの火が衣服に燃え移ると大変危険です。身近な火気の取り扱いには十分に注意し、火に近づきすぎないよう気をつけてください。
内容
【事例1】
仏壇のりんごを取ろうとしたら、ろうそくの火が右袖に燃え移った。すぐに上着を脱いだが火が消えず、背中のほうまで燃え広がった。上半身にやけどを負い入院となった。(80歳代 女性)
【事例2】
湯を沸かそうとコンロに鍋をかけたら、隣のコンロの火がベストに着火し炎が上がった。妻がすぐ気づきタオルで火を消したが、溶けた繊維で妻が指にやけどをした。(被害者:70歳代 女性)
ひとこと助言
◆ろうそくやコンロの火が衣服に燃え移ると大変危険です。身近な火気の取り扱いには十分に注意し、火に近づきすぎないよう気をつけてください。仏壇やコンロ等の奥のものを取るときは、必ず火を消してから行いましょう。
◆袖や裾が広がっているデザインの衣類やスカーフ、ストールなどは、火を使う際は身に着けないようにしましょう。
◆もし衣服に火が着いてしまったら、脱ぐ、たたく、水をかけるなどしてすぐに消火しましょう。
2019年11月26日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第353号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)