知らない間に口座が空っぽに・・・
~インターネットバンクの利用には注意~
2015年3月20日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報より
インターネットバンキング不正送金事案とは?
何者かがコンピュータウイルス等によってネットバンク利用者のID・パスワードを盗み取り、正規利用権者になりすましてログインして、第三者の口座に送金するという手口で、知らない間に口座からお金が消えてしまうという恐ろしい犯罪です。
被害の実態
★全国で平成26年中、1,876件、総額約29億円の被害を認知(過去最高)
★広島県内でも30件、総額約2,150万円の被害
このうち7件は高齢者(65歳以上)の被害
★今年に入って信用金庫や法人名義口座における被害が増加(県内でも連続発生)
被害に遭わないために!!
★各金融機関が推奨するセキュリティ対策を確実に導入
(導入されているセキュリティ対策は金融機関によって異なります!)
★機器式「トークン」(※1)によるワンタイムパスワードを利用
★電子メール式のワンタイムパスワード(※2)を利用する場合は、ネットバンクの利用とは別の携帯電話やパソコンで受信
★パソコンのOS、アプリ、ウイルス対策ソフトは最新バージョンに
★ネットバンキング利用時にいつもと異なる画面が出た場合は、操作をやめて金融機関に電話で確認
※1 トークンとは一度しか使えないパスワード(ワンタイムパスワード)が表示される機器。申込料や使用料はかからない場合が多い。
トークンを使用することで、暗証番号を盗みとられることによる不正取引を防ぐことができる。
※2 電子メール式のワンタイムパスワードとは、登録の電子メールアドレスに送信される、1つの取引にのみ有効な使い捨てのパスワード。
◇万一、被害にあわれた場合は、最寄りの警察署 又は 広島県警察本部 サイバー犯罪対策課へご相談ください。
082-228-0110(内線705-586)
2015年3月20日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報はこちらから