年末年始 餅での窒息事故に気をつけて
2014年12月22日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第209号より
高齢者の餅による窒息事故が多く起きています。高齢になると、そしゃく力や飲み込む力が低下し、食べたものがスムーズに飲み込みにくくなるため、一層の注意が必要です。
事例
事例1 雑煮を食べていたら、餅をのどに詰まらせ顔面が蒼白になった。意識を失って倒れたため、家族で病院へ搬送した。(60歳代 男性)
事例2 夫が台所で餅を食べていた際、のどに詰まらせ窒息した。居間まで自力で出てきたが、心肺停止したため救急要請した。病院で処置をしてもらったが死亡した。(70歳代 男性)
ひとこと助言
★餅を食べる際は、小さく切って、食べやすい大きさにしましょう。
★急いで飲み込まずに、ゆっくりとよくかんで、だ液とよく混ぜ合わせて食べることが大切です。
★家族や周囲の方も、食事の様子から目を離さないようにしましょう。
2014年12月22日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第209号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください)