4000万円の高額被害発生!
~名義貸しトラブル解決を装った特殊詐欺~
2016年6月3日 広島県警察本部 生活安全総務課 犯罪情報官速報より
県内で、4000万円被害の特殊詐欺が発生しました。
手口については、名義貸しの架空請求詐欺になりますが、犯人は名義貸し承諾の有無にかかわらず、勝手に名義を使用するという手口を使い、従来の被害者に承諾をとるパターンとは少し異なりますのでご注意ください。
事案概要
犯人1 実在する大手企業をかたる
「証券会社の者があなた名義で当社の株を売買している。これは不正な取引だ。」
犯人2 金融庁をかたる
「名義貸しは不正な取引なので、罰金を支払え。払わない場合は財産を差し押さえる。」
犯人3 証券会社をかたる
不正な取引を謝罪した上で、「トラブルを解決するには、現金を立て替えておく必要がある。」と言われ、現金を宅配便で送ったというもの。
だまされないためのポイント
★「現金送れ」はすべて詐欺!
現金を宅配便やレターパックで送ることは法律や約款で禁止されています。
★電話で「お金の話」がでたら詐欺!
必ず自分だけで判断せず、誰かに相談して対応しましょう。
2016年6月3日 広島県警察本部 生活安全総務課 犯罪情報官速報はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください)