広島市内で不審電話が連続発生!
~息子や孫を名乗り「家にいる?」~
2019年3月7日 広島県警察本部 生活安全総務課 犯罪情報官速報より
息子や孫を名乗る者から「近くで用事がある。家にいる?」などと電話があり、本人かどうか疑われると「花粉症で鼻声」などとごまかす不審電話が連続で発生しています。今後も発生する可能性があります。手口を知っていただき、皆様の周りの高齢者の方に注意喚起をお願いします。
広島県警メールから被害事例を紹介
広島市内で、息子や孫を名乗る者から「近くで用事がある。明日、家にいるか」「花粉症で声が荒れている」などと言う不審電話が連続で発生中です。 |
廿日市市内の70代女性の携帯電話に、息子をかたる犯人から「株式投資で儲かった」「会社の事務所に税務署の調査が来て動けない」「今は税務署に納める金がないので用立ててほしい」「投資の儲けが入ったら返済する」「代わりの者を取りに行かせる」などと指示され、待ち合わせ場所に行き300万円を手渡し、だまし取られています。 |
※他にも、役所の職員や銀行員を名乗る者から「還付金がある」「手続きのため、キャッシュカードを預かる必要がある」などと言われ、自宅にキャッシュカードを受け取りにくる事案も発生しています。
被害にあわないために
★息子や孫を名乗る者から電話があり、お金の話が出た場合には、必ず本人が使っていた元の電話番号にかけ直して確認をしましょう。常時、留守番電話設定にしておき、必要な相手にだけかけなおす方法も有効です。
★「誰にも言わないで」と口止めをされても、即断せず、家族や警察、消費生活相談窓口に相談しましょう。
・警察安全相談電話「#9110」
・消費者ホットライン「188(いやや)」
2019年3月7日 広島県警察本部 生活安全総務課 犯罪情報官速報はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)