あなたは大丈夫?冬の製品事故 ~キッチン編~
政府広報オンライン 暮らしに役立つ情報より
身近な製品の中には、「製品事故」という危険も潜んでいます。使用方法を誤ると思わぬ事故につながる事もあります。事故を防ぐための情報をシリーズでお伝えします。今回はキッチンについてお知らせします。
【ガスコンロ】
コンロ火災は、住宅火災の原因の第1位を占めています。火災を予防するためにはコンロの正しい使用と維持管理が重要です。
★コンロの近くに燃えるものを置かないこと。
★レンジフード、コンロとその周囲は定期的に清掃すること。
★平成21年10月1日以降に販売されたコンロはバーナー部に「調理油過熱防止
装置」と「立ち消え安全装置」の装着が義務づけられました。それ以前の機器
は十分注意して利用するとともに、点検や交換の検討をしましょう。
【屋内式ガス瞬間湯沸かし器】
⚠燃焼排ガスを屋内に排出する開放式ガス瞬間湯沸器を換気せずに使用したた
め、不完全燃焼が起こり、一酸化炭素中毒になって死亡
★開放式ガス瞬間湯沸器やガスこんろなどの燃焼器具を使うときは、
必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気をしましょう。
★給気口にホコリがたまらないように、定期的に器具を掃除し
ましょう。
こんな時は使用を中止しましょう!
・使用中にたびたび火が消える。
・炎の色が赤みを帯びて輪郭がぼやけている
(正常な炎はきれいなブルーです)。
・機器の上部がすすやほこりなどで詰まっている。
・機器の前面の塗装が部分的に黒く変色している。
【換気扇】
⚠長期間使っている換気扇が発火し、火災が発生
★ファンの回転が遅い、異常な音や振動、においなどの製品の異常に気づいたと
きは、販売店またはメーカーに相談しましょう。
政府広報オンライン 暮らしに役立つ情報はこちらから
https://www.gov-online.go.jp/featured/201101/#anc01