消費者トラブル撃退!“だまされん”って思っとらん? Vol.21
広島県生活センター 「消費者トラブル勉強ノート」より
消費者トラブルに巻き込まれないようさまざまな事例と対策を学びましょう。
情報化社会の今、悪質業者も日々新しい商品や手口を考え、高齢者の財産などを狙っています。被害を未然に防止するためには、自分自身が消費者トラブルについて関心を持って学ぶことが大切です。広島県生活センター発行の「消費者トラブル勉強ノート」より、さまざまな事例を紹介します。
事例㉑ 高齢者を守る「見守りねっと」
地域のみんなの見守りで高齢者の消費者被害を防ぎましょう。
近所の人から「Xさんの家に最近、作業服の人が出入りしている」と連絡を受けた民生委員のAさん。Xさん宅を訪ねると、300万円の屋根の改修工事を契約していました。Xさんに話を聞くと、高額のため解約したいとのこと。Aさんは消費生活センターへの相談を勧め、後日解約することができました。日頃から「見守りねっと」で情報を得ていた近所の方の気づきと連絡で被害に至らずに済みました。
周囲の見守り、声かけで被害に気づける。
一人暮らしの高齢者を狙う悪質業者が多い中、周囲が気づいて声をかけることで被害を未然に防いだり、被害に気づく場合もあります。
ポイント 「見守りねっと」を上手に活用しましょう。本人に被害者意識がなくても、周囲の人が声をかけることで被害に気づく場合があります。
◆皆様の周りの方へ「見守りねっと」の情報を広報していただくとともに、「見守りねっと」への登録の呼びかけをお願いいたします。
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