回数券 使えなくなるリスクも考えて購入を
2018年10月2日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第319号より
内容
【事例1】理髪店で5回分の散髪代で6回散髪出来るという回数券を購入していたが、前触れもなく倒産したようだ。未使用の券が残っている。電話をかけたがつながらない。(80歳代 男性)
【事例2】マッサージ店で20回分の回数券を買った。その後、高齢の父の介護で長期帰省することになったので、未使用の回数券を払い戻してもらおうとしたが、社内規定により払い戻し出来ないと言われた。(60歳代 女性)
ひとこと助言
★「割安になる」「特典が付く」等でお得感のある回数券ですが、未使用でも払い戻しされない場合があります。健康状態や引っ越し等先々通うことが困難になることもあります。期間内に使い切れるかどうか、購入する前によく考えましょう。
★回数券の利用方法・払い戻し等については各事業者が定めた約款等に従うことになります。事業者が倒産した場合でも、払い戻しが出来るとは限りません。購入する前にしっかり確認しましょう。
★困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2018年10月2日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第319号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)