屋根工事の契約トラブルに気を付けましょう
(平成25年9月3日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報172号より)
突然自宅を訪問し、「修理しないと大変なことになる」などと不安をあおり、その場で契約を結ばせる屋根工事に関する相談が後を絶ちません。台風の多いこの時期には特に注意してください。
事例
「お宅の屋根の鬼瓦が傾いている。今なら残っている漆くいを使って千円で直してあげる」と訪ねてきた業者に言われ、千円ですぐ直してもらえるなら、と修理をお願いした。作業終了後「瓦が浮いている。このままだと雨漏りするので屋根全体を工事したほうがいい」と言われ、雨漏りしたら大変だと慌ててしまい、約20万円の工事の契約をした。
消費者へのアドバイス
「瓦が浮いている」などの説明が事実ではない場合もあります。決してその場では契約せず、相手の言うことが事実なのか、必要な工事かどうか、また工事を頼む際には、複数業者から見積もりを取ることも大切です。
平成25年9月3日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報172号はこちらから