★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(8月16日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 デジタルコンテンツ (前回圏外)
スマホのSMSに「有料動画サイト料金が未納、法的措置をとる」というメールが届いた。連絡先が書いてあったので「身に覚えがない」と連絡したところ、相手は「裁判所から書類が届く」と言ってきた。相手は自分の名前を知っていたようだ。今後請求がくるのだろうか。
2位 相談その他 (前回圏外)
知らない番号の電話があった。応答すると、「重要なお知らせがあります。この続きが聞きたかったら、ボタンを押してください」と録音テープが流れる。3回も同じ電話があった。不審だ。
3位 光ファイバー (前回2位)
「インターネットの費用が今よりも安くなる」と何度も勧誘電話がある。インターネット回線とプロバイダで毎月約2000円安くなるという。毎回、会社名や電話をかけてくる人の名前が変わるように思う。断っても何度も電話があるが、どのように対応すればよいか。
4位 医療サービス (前回圏外)
インターネットの広告を見て、美容外科に出向いた。リフトアップの写真を見せられ、元々興味があったので、その場で契約し、当日施術を受けた。施術代は高額だったが、クレジットで一括払いした。HP掲載の内容と当日の説明が違うなど、きちんとした説明がなかった。術後1ヶ月以上経つが、歯医者で口が開けにくい。価格の割には大した効果がないように思うので、返金してもらいたい。
5位 アダルト情報サイト (前回圏外)
タブレットで無料のアダルトサイトを見ていたら登録となってしまった。誤作動の方はこちらに連絡するようにとあったので、携帯電話から電話をかけた。誤作動と言ったが、「払ってもらう、今日中なら6万円、明日以降になると20万円になる」と言われた。どうすればよいか。
◆最近の急増相談について
★最近急増しているのは、「有料コンテンツ利用料の未払いが生じている、本日中に連絡がなければ法的措置に移行する」などと記載したSMS(ショートメッセージサービス、電話番号宛に送信するメール)が携帯電話に届いたという相談です。
SMSに記載された電話番号に連絡させ、「支払いをしないと裁判を起こす」などと告げ、有料動画の未払料金の名目で金銭を支払わせようとする手口です。詐欺的な行為を行う事業者が、実在する事業者等をかたる場合があるので、名前に聞き覚えがあるからといって安易に信用せず、身に覚えのない有料サイトの請求には応じないようにしましょう。
★光回線に関する相談も引き続き多い状況です。
光回線サービスの乗換え(転用)をする場合、契約先の事業者やプロバイダが変更になったり、解約料が発生することがあります。契約は口頭でも成立するので、サービス内容がよくわからない場合、乗換えする必要があるかどうかわからない場合、勧誘が強引だと感じた場合には、その場ですぐ契約せず、契約内容を確認し、十分に検討を行うようにしてください。契約する意思がない場合は、曖昧な返事をせず、はっきりと意思表示することが大切です。
※光回線契約についてはこちらもご覧ください
「ご存じですか? 電気通信事業法が改正されました-光回線やスマートフォン等の契約書面はしっかり確認しましょう!-」(独立行政法人国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160519_2.html
★契約に際してトラブルになった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html