コインパーキングの「表示」をしっかり確認しましょう
-「一日最大○○円」…、確認せずに利用すると高額料金になることも!-
2018年11月22日 独立行政法人国民生活センター 発表資料より
「一日最大○○円のはずなのに高額な料金を請求された」「平日料金と休日料金の違いが分かりづらい」などのコインパーキングの表示に関する相談が寄せられています。
相談事例
【事例1】一日最大料金の適用が24時間1回限りまでであることが分かりづらかった
【事例2】年末年始の特別料金が適用されることが入庫時に分からなかった
【事例3】最大料金の適用にスペースの条件があることが分からなかった
【事例4】最大料金の適用に入庫時間の条件があることが分からなかった
【事例5】スマホアプリ上の利用料金の表記と違った料金を請求された
【事例6】駐車券の紛失に対して高額な料金を請求された
【事例7】お金を入れたのにお釣りが出ない
消費者へのアドバイス
(1)「一日最大○○円」等の大きな表示だけでなく、その他の条件も事前に確認すること
【入庫前】
コインパーキングの料金には、最大料金の適用回数や場所、時間帯などに細かい条件がついていることが多く、多くの場合平日か休日かでも料金が異なります。また、年末年始やイベント開催時は特別料金が発生するなど、さまざまな要因によって利用料金が変わってきます。
可能な範囲で入り口付近や精算機付近の詳細案内に目を通し、利用料金やその他利用条件の表示をよく見て確認しましょう。
【入庫後】
入庫後にも「特別料金が設定されていないか」「最大料金の適用外でないか」等をもう一度確認しましょう。意図せぬ高額請求を避けられる可能性があります。また、お釣りが出ないタイプの精算機もありますので、この際に確認しておくとよいでしょう。
(2)駐車券の紛失には注意すること
駐車券を紛失すると事業者から高額な請求を受けることがあるため、駐車券は精算時まで大切に保管・管理しましょう。
(3)トラブルになった場合は、最寄りの消費生活センターへ相談すること
相談の際には看板等の表示について、写真等で記録を残しておきましょう。あわせて、領収証も忘れずに保管しておきましょう。
※ 消費者ホットライン「188(いやや!)」番
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