★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(4月14日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 アダルト情報サイト(前回圏外)
出会い系サイトで知り合った女性に頼まれ、アダルトサイトのトップページを写メして送った。後日、アダルトサイトから電話がかかってきた。「すでに契約が成立し前払い制で請求額が発生している。無視するなら自宅に請求に行く。」と言われた。
2位 デジタルコンテンツ(前回9位)
携帯電話に、知らない業者から「有料動画を閲覧されておりますが、登録料が未納となっております。至急、連絡くださるようにお願い致します。本日中に連絡なき場合は法的処理をさせて頂きます。」というメールが入ってきた。そもそも携帯電話でインターネットを利用したことがない。業者に連絡した方がいいのか。
3位 健康食品(前回3位)
初回500円と広告されていたサプリメントの定期コースを注文した。4回の継続購入が必要だと書かれていたが、初回の商品を飲んでみて解約したいと思い、毎日カスタマーセンターに電話をするが、混み合っていて電話が通じない。メールやFAXでは解約を受け付けてくれず困っている。
4位 フリーローン・サラ金(前回圏外)
ネット検索し、ヤミ金業者と分からず業者に個人情報を教えてしまった。その後、「信用性をみるため、1万5000円を先ず振り込んでほしい」と言われ、結局融資を断った。業者から「迷惑料を払え」と凄まれ、家族の携帯電話にも連絡があった。今朝、知らないうちに1万円が振り込まれていたことに気付いた。どうしたらいいか。
5位 解約代行サービス(前回圏外)
アダルトサイトのワンクリックで請求を受け、業者に連絡してしまった。「請求書を送る。」と言われたので不安になり、ネットで検索した相談センターに電話した。解決するための費用として、5万4千円払うよう言われた。
◆最近の急増相談について
★アダルト情報サイトや架空請求メールに関する相談が再び増加しています。同時に、その際、あわててネットで検索した「消費者トラブル解決」をうたう業者へ連絡を取ってしまい、二次被害に遭うという相談も増えています。「返金請求」や「解約交渉」で報酬を得ることは、弁護士にしかできません。もしも、アダルト情報サイトでワンクリック詐欺の被害に遭った、身に覚えのない架空請求メールが届いて困ったときには、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
★ヤミ金に関する相談が増えています。無登録でありながら、架空の登録番号などを詐称し、「低金利で今すぐ融資可能」など利用者の心理をついて勧誘してきます。違法な金融業者から借り入れをすると、返済額は雪だるま式に膨れ上がり、あっという間に返済不能になります。電話やFAXによる借り入れは手軽で簡単ですが、貸金業の登録を受けていない違法な金融業者の可能性があります。借り入れの際には契約書を確認するなど、慎重に行ってください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html