思わぬ落とし穴!?高齢者にもアダルトサイトの請求トラブル
(平成26年3月7日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第185号より)
国民生活センターによると、アダルトサイトに関するトラブルの相談が高齢者からも多く寄せられています。
広島県が毎月発表する、相談が急増分野でも6か月連続1位となっています。
相談事例
パソコンで湿疹の薬について検索していた際、一覧に出たサイトをクリックしたところ、アダルトサイトにつながった。無料とあったので、サンプル画像をクリックすると「登録完了」画面が表示され、「正規料金は9万8千円だが、2日以内に支払うと6万8千円になる」と書かれていた。あわてて、サイトに記載されていた業者の携帯電話に非通知で連絡すると、「電話番号を通知して連絡し直すように」と言われてしまった。請求画面も消えず、混乱して夜も眠れない。
消費者へのアドバイス
★このようなサイトでは、有料であるという表示が分かりにくい場合も多く、安易にアクセスしないことです。また、むやみに同意ボタン等をクリックしたり、ダウンロードしたりしないでください。
★業者に連絡をしても、「間違えたなら支払わなくてよい」とは言われません。
個人情報等が知られてしまう危険性もあるので、自分から連絡しないでください。
★パソコンだけでなく、スマートフォン、タブレット等、インターネットに接続できる機器全てに注意が必要です。
★困った時は落ち着いて、お住まいの市町または県の消費生活相談窓口にご相談ください。
★請求画面の削除には、(独)情報処理推進機構(IPA)のホームページが参考になります。
情報セキュリティ安心相談窓口((独)情報処理推進機構(IPA))
http://www.ipa.go.jp/security/anshin/
平成26年3月7日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第185号はこちらから