「海外宝くじ」には手を出さないで!
2016年9月21日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第262号より
内容
オランダから約4百万円の宝くじ当選金の小切手を引き渡すという封書が届いた。配送手数料として8千円が必要と記載されていたので、クレジットカード番号を記入して返送したが、当選金の小切手は届かず、手違いがあったのかと思っていた。後日、再度同じ内容の封書が来たので、今度は現金8千円を同封して返送した。現在、最初の配送手数料8千円をクレジットカード会社から請求をされているが、当選金はまだ届かない。(70歳代 男性)
ひとこと助言
★申し込んでいないのに宝くじに当選することはありえません。「当選した」などの甘い話には乗らないようにしましょう。
★海外の宝くじは、日本国内で買うだけでも違法となる可能性があります。絶対に購入してはいけません。
★クレジットカード番号を教えると、その後何度も代金を請求されるケースもあります。カード番号を安易に教えないようにしましょう。
★当選金をもらえると信じ込み、手数料を送り続けてしまうケースも見られます。周囲の人は、日ごろから高齢者の様子に不審なところがないか見守りましょう。
★心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2016年9月21日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第262号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください)